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2010年3月13日 (土)

『スイートリトルライズ』

待ちわびてたlovely

中谷美紀×大森南朋主演の『スイートリトルライズ』が封切られました。南朋サマ&江國香織小説のファンとしては、もちろんスケジュール帳に赤丸チェック。しかし、あろうことかシネマライズでの初日舞台挨拶の前売り券を買いそびれてしまったのよね~。でもでも、気を取り直して、こちらもご贔屓の池脇千鶴ちゃんと矢崎仁司監督が登壇する舞台挨拶付きの上映を見てきました。

テディベア作家の妻(中谷)とサラリーマンの夫(大森)は結婚3年目。周囲からは理想の夫婦と言われているが、実は随分前からセックスはない。家の中ではまともな会話もなく、旦那は自室に鍵をかけてゲームばかり。独特のテンポと雰囲気を持つ妻は、どうも「現実感が希薄」(夫曰く)。そんな2人がそれぞれ不倫の恋に堕ちていく・・・という話。

静か~で、ジトッとしていて、どよ~んと重い感じですが、嫌いじゃないです(←出演者がお気に入りだから、というわけではなくて)。直前にパク・チャヌク監督の『渇き』を観て気持ち的に相当ダークサイドに堕ちた後だったから、「わお、綺麗なエイガ~heart02」と盛り上がっちゃった感もなくはないですが・・・。原作の透明感があって、かつ、狂気と死臭を孕んだ世界観がよく表現されているなと。とりわけ、中谷美紀がブッサブッサとベアに針で目玉を付けていくところ、ぞくっとします(うふっ)。原作では、夫が確か「家にあるテディベアが怖い」みたいなことを言っているんですよね。映画ではセリフ等に出てきませんが、そんな雰囲気もよく表れていて上手い。

江國香織の小説は、一見ふわふわ美しいイメージなんだけれど、実は相当不気味なのです。正直、登場するキャラクターに共感できないことが多いのですが、江國さん、実は相当頭のなか真っ黒なんじゃないかと睨んでおります。だから共感できなくても良し。映画を観ていただくと分かると思いますが、あんな妻、悪いけど私が夫でもかなり面倒臭い。原作の不穏さと監督の変態気質が絶妙にマッチした作品かと思われます。

矢崎監督は『ストロベリーショートケイクス』でも女の子たちの生態をグログロに(「繊細に」と表現してある映画評が多いが、世の男性が見たら幻滅しそうな映画だから敢えてこう書く)描いていて、かなり高い変態指数を叩き出していました。好きです。

で、本日の舞台挨拶に登場した池脇さん。可愛い~heart01顔がふっくらしてるせいか、28歳にぜんっぜん見えません。まだ2年はセーラー服いけそうでっす。

っていうかこの映画、全体的にメインキャストがみな年齢不詳なのよ。原作によると主役夫婦は20代後半。しかし中谷美紀はR35世代ですよね。大森南朋は40手前でしょ。で、大森南朋の後輩(不倫相手)の池脇さんはアラサーだけど超童顔で、中谷さんの不倫相手は恐らく年下の設定なんだけど演じる小林十市さんは40超えてるもんね。まあ、観ていて不自然ではないからいいのだけど、中谷美紀のお肌の綺麗さはすごいわ~wobbly顔にニス塗ってるみたくピカピカしてんの。どんなスキンケアしてるんでしょーか?!

あと、やたら半裸率の高かった小林十市さん。元バレエダンサーですが、自称・裸体チェッカーの私としては、ちょっとダメな感じでした。どうダメ、とは言いにくいのですが・・・別にマッチョじゃなくても、細マッチョじゃなくても、黒光ってなくても良いのです。しかし、何かがダメなんだよな~。“同胞”の方、もしご覧になられたらご意見聞かせてください!

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さらっと流しましたが、今日もう1本観た『渇き』。大変ハードでした(汗。痛い痛い痛い。しかし、あのソン・ガンホが真っ向、二の線でヴァンパイヤになる神父を演じてちゃんと官能的!かっこよく見えるじゃん!!『オールド・ボーイ』といい同作といい、パク・チャヌク監督の、突飛な話をキワモノ映画一歩手前でねじ伏せるパワーは凄いな~と思う。

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コメント

早く観たいな~。小説も大好きなので、楽しみにしてます。
確かに皆さん、エイジレスよね。妻のほうが年上なんだけど、実際は中谷美紀は大森さんより年下だし・・・。でも予告編見る限りは年齢差(実際の)なんて感じさせませんな。

そーそー、江國さんの小説って結構キワドイよね。でも彼女の文体って清冽な印象があるから、さらっと流れている。かなり生々しいラブシーンも書いているけど、全然そういう印象がないんだよなー。
映画でそういう雰囲気が生かされているか、江國ファンとしてはチェックしなくては!

tommyさん

>確かに皆さん、エイジレスよね。

なかでもやっぱり中谷美紀の浮世離れした感じが超越していて、まるで妖怪のように年齢を感じさせないところがさすがです。あと、池脇さんが子どもっぽいので、不倫相手として逆にエロっぽくて◎(←変態)。

江國ワールド、「きらきらひかる」なんかもアルコール依存症の妻と同性愛者の夫なんて普通ドロドロになる設定の話も、非常に愛らしく描かれてましたよね。絶対、彼女、普通じゃないわ(作家というのはそういうものか)。江國×矢崎の合い言葉は「変態」で!

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