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2010年2月28日 (日)

『ニューヨーク、アイラブユー』×這い上がる女

絶好調の時は『キャタピラー』(夏公開)みたいな映画も能動的に見に行く気になるんでしょうけど、若干の停滞期にはこういうアンサンブル映画が気軽でよいですね。『ニューヨーク、アイラブユー』。

しかし、おいらの苦手なブラッドリー・クーパー(ぎらぎら犬)、また出てます!ってか、『そんな彼なら捨てちゃえば?』といい、『バレンタインデー』といい、この手の恋愛群像劇のレギュラーか、君は!!(←その他の映画で見た記憶がちょっと無い)

この『ニューヨーク、アイラブユー』、世界各国の11人の監督が、ニューヨークを舞台にさまざまな出会いや愛のかたちを紡いでいくわけですが、うま~く1本にまとまっているところが人種のるつぼ、「That'sNY」という作品になっております。どうしても『ラブ・アクチュアリー』と比べてしまって物足りないんだけどね~。まあしゃ~ないわ。好きなんだもん、『ラブ・アクチュアリー』。

注目されるところとしては、岩井俊二監督によるオーランド・ブルームのパート(アニメが登場するあたり、「日本のカルチャー」を意識してるんでしょうか・・・)と、ナタリー・ポートマンの初監督作となるセントラルパークを中心にしたパートよね(セントラルパークって中国語はまんま「中央公園zhong1yang1gong1yuan2」なんだよね。以前旅行で行った感想を中国人友に聞かれたとき「はい?」って聞き返しちゃったさ。景山公園や天安門広場と親戚みたいやん)。

しかししかし、ここは敢えてスー・チーに注目していただきたい。すっぴん(或いはそう見えるナチュラルメイク)のどアップで、カメラ=観客をうつろな眼差しで見据える女。もうそんなピチピチのお嬢さんじゃないけれども、自然に「あんた、あっぱれだよ」という気持ちが湧いてきました。

スー・チー。彼女、同じように経済的に裕福な家庭でなかったビビアン・スーとほぼ同時期に台湾でセクシー・アイドルとして注目され、同じようにヌード写真集を出し(スー・チーはセミヌード、ビビアンはヘアヌード。余談)、日本人受けするルックスを武器に日本に飛んだビビアンとは違い、あっけらかんとノーマルな作品(?)でじAV女優を演じて好評を博すなど肝っ玉の据わったチャレンジでAV女優的位置づけからキャリアアップ。カンヌ常連の国際派女優へとのし上がってきた大した女性です。

『ニューヨーク、アイラブユー』の漂うような、それでいて鋭いスー・チーの目を見ていると、「這い上がってきた女はつえ~な~」と妙に感動してしまいました。そしてここ数日、日韓両国が熱狂している女子フィギア。なにげに私はキム・ヨナ派なんですが(真央ちゃんも素晴らしいけど)、かつては経済的余裕もなく、練習環境も整っていなかったヨナさんが、まさに家族を犠牲にして(もちろん家族が望んだことなんだけれど)、努力と図太い精神力で頂点に這い上がって女王の座についたバンクーバーで見せた無敵の眼差しに相通じるものがあると思いました。(←真央ちゃん、やっぱりどっか「恵まれた可愛らしい女の子」なんだよね~。ふわふわしたお姉さんのイメージも影響しているのか?)

そうそう、中国組では姜文も監督として参加してます(へイデン・クリステンセン×アンディ・ガルシアんとこね)。

姜文監督作『鬼が来た!』

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この映画、タイトルも内容も「パリ、ジュテーム」のパクリ企画のように思えるんですが、どうなんでしょう?

ついでに、ブラッドリー・クーパー。
「イエスマン」にも出てますよ。
それと、ゴールデングローブ賞で話題の「ハングオーバー」。
最近出演が多いようですが、適度に二枚目で使いやすいのかな?

>いのさん

ああ、言われてみれば正に「パリ、ジュテーム」そのまま翻訳機にかけたような(笑)。中身もそんな感じです。「NY~」の方がさらにライトかも。

「イエスマン」は結構最近見たんですけど。ブラッドリー・クーパー・・・う~ん、ジム・キャリーの友達でしたっけ??適度に二枚目=影が薄いってことなんじゃぁ・・・。私はギラギラしていてどうも苦手です~。今回の役もぎらついてました(汗。

たびたび、どもです。

今日、早速見てきました。
これってそもそも、「パリ、ジュテーム」のプロデューサーによる第二弾だったんですね。

が、似たようなトーンの作品が多くて、途中で寝てしまいました。
シャイア・ラブーフの途中から、ナタリー・ポートマン監督作まで。
従って、ナタポーの内容が全くわかりません。(苦笑)

バラエティに富んでいた「パリ、ジュテーム」の方が個人的には断然いいですね。
「ニューヨーク…」は全体的にムードが重過ぎてハッピーな気分になれないし。
とはいえ、アメリカ映画とは思えない重さが、今のアメリカ社会を象徴しているのかな~とも思いました。

いのさん

>これってそもそも、「パリ、ジュテーム」のプロデューサーによる第二弾だったんですね。

そうだったんですか!まったくノーチェックで観てますた。確かに、「パリ~」の方がエピソードごとに個性があって面白かったですよね。そして「パリの街」というもうひとつの主役がもっと際立っていた気がします。「ニューヨーク~」の方は、雑多な人がいることを言いたいのはよく分かるんですが、街の呼吸が伝わってこない。

個人的にはシャイア君とこの話が一番好きです。確かに楽しくはないけど(笑)。しかし、セックス・アンド・ザ・シティなんかも見ていて思うんですが、NYの人って「ねえ~、NYって、あたしたちニューヨーカーってスペシャルよねん★」って、あんな風に思ってるんですかね・・・。所詮流れ者の集まりだったりするのに。その点、やる気なさそうなスー・チーがツボでした。

>街の呼吸が伝わってこない。

そうそう!
全く同感です。
この違いが一番大きい。
「パリ」の方は、短編が積み重ねられた後、
最後にそれぞれの登場人物が知り合いだったことが明かされ、いろんな人生が同時に同じ街で進行している空気が感じられたのだけれど。
「NY」もそれぞれの登場人物がすれ違うんだけれど、後のエピソードの登場人物がそれよりも前に登場してしまうので、誰だかよくわからなかったりします。

あと、個人的に気になったのは、ナタポーのスキンヘッドが本物かどうかということです。(笑)
(「V・フォー・ヴェンデッタ」でリアルスキンヘッドやっていたので。)

>あと、個人的に気になったのは、ナタポーのスキンヘッドが本物かどうかということです。(笑)

ああ、私も気になりました!!
ニセモノにしては、異様にキレイに剃りあがってましたよね。「Vフォー・ヴェンデッタ」の直後に撮ったとか・・・ってことはないか。監督中のポートレートをみるとロングヘアだったので、やっぱニセモノなのかなあ。

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