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2009年6月 7日 (日)

『サガン ‐悲しみよこんにちは‐』

~いっぺんだけでも、やってみてぇー~

昨日(6日)から公開されている『サガン‐悲しみよこんにちは‐』を鑑賞。初回だったため先着者へのプレゼントでちっちゃな“オリーブ石鹸”(←おフランス製)をいただきました。今までもらった物のうちで、一番嬉しいかも。一応「性別・女」の自覚があれば、女性受けする映画は早めに行くに越したことたぁない、と思いました。

さて、映画の方ですが。鑑賞前に『悲しみよこんにちは』だけでも読んでいかれることをオススメします。18歳で書いたというこの処女作に、フランソワーズ・サガンのパーソナリティの基盤が凝縮されている気がしました。予備知識が少ないと、サガンの生涯をぴゅーんbullettrainっとなぞった感じの映画だったので、彼女をただの「金遣いが荒くて、気ままで、ちょっと可愛いおばちゃん」だと思って終わってしまう可能性が・・・。

それにしても、印税で5億フランdollar(当時の364億円相当)という大金を手にした18歳の娘に、「お前の歳にはちと多すぎるから、使っちゃいなさい」と助言するオトン、ですよ。そりゃ普通の女に育ちませんよ、この娘。そしてキレイに使っちゃうフランソワーズ嬢。一度でいいから、こんな事やってみてぇー・・・

絵に描いたような自由人だったサガンですが、なんか益々好きになりましたね~。友人、知人、恋人(男女問わず)、息子・・・周りに人はいっぱいいるのに、何故かいつも独りだと感じているサガン。分かるわ~、なんか分かるわ~(共通点など無いですが、何か?)。彼女を愛した人はいっぱいいたと思う。そして、彼女もそれなりに皆を愛し、愛されたかったのだと思う。けれど、果たして彼女が本当に心から愛した人がいたのかどうか・・・。サガンの孤独感、情緒不安定の原因を探るカギはその辺にあるのでは?と、南仏の香りがしそうなオリーブ石鹸を泡立てながら思ったのであります。

悲しみよこんにちは (新潮文庫) Book 悲しみよこんにちは (新潮文庫)

著者:フランソワーズ サガン
販売元:新潮社
発売日:2008/12/20
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やはり、この新訳がオススメ。以前のは1950年代の翻訳なので、ちょっと表現がピンとこないというか・・・。例:「お風呂タオル」⇒あ、「バスタオル」のこと?みたいな箇所がちらっほら

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

わたしは試写で見たけど、やっぱり「悲しみよこんにちは」くらいは読んでいたほうがいいよね。
極端に金持ちになって、途方もない借金も抱える。ものすごく振り切れた人生だったと思うのですが、「周りに人がいるのに孤独」というのは、私も分かるような気がする。
彼女が本当に愛したのは、恐らく自分の分身でもある自分の小説なんじゃないかな。

>彼女が本当に愛したのは、恐らく自分の分身でもある自分の小説なんじゃないかな。

そうですね~。映画でも「私は知ってることしか書かない」って言ってましたし。彼女の思いそのものなんでしょうね。

サガンみたいに、良いお家に生まれて「お前はそのままでいいんだよ~」みたく育てられたら、頭が切れるだけに、余計まわりから認められたいっていう願望が強くなるような気がします。邪推ですけど。


いつも独りだと感じてるなんて・・・
さびしいこと言うなああ
人という字は人と人が・・・ムニャムニャ

でも確かに、生きるということは他者との相いれなさを知ることなのかも知れません。
それはサガンのように才能があっても、そうでなくても。

あんまり自由に好き勝手やってても幸せにはなれないのかなってこの映画観て改めて思った。
「自由って何?」と聞かれて「定義したら自由じゃない」ってセリフには共感するけどね。

自由に生きるより尻に敷かれた方が男は幸せかも?なんて映画と全然関係ない事を考えてしまった(笑)

う~ん、凡人には自由でも何でも「ほどほど」でいるのが一番ラクチンで幸せかも。

尻に敷かれるのが幸せかどうかはブランデーグラスさんのSM度に依る(?)と思いますが、まわりでも確かにお母ちゃん強い家庭の方が上手くいってる気がする。

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