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2009年5月14日 (木)

『ウェディング・ベルを鳴らせ!』

~笑う過度には服着たらず~

何を撮ってもハイテンション!エミール・クストリッツァ監督作『ウェディング・ベルを鳴らせ!』は、とりあえず頭を空っぽにして笑って観ることをオススメします。

ストーリーは超単純。田舎の少年&爺ちゃんが繰り広げる“セルビア版婚活ストーリー”・・・と、時代の潮流に沿った形容をしてみました。

でもでも。日本の“婚活”バナシでよく耳にする「草食系男子」なんていうキャラは一人も登場しないところがとってもヘルシーrun。男も女も、老いも若きもみ~んなバリバリの肉食系taurusなところが非常にナチュラルで健全な感じがするのは、私だけではないはずっ。健康的な下ネタが、生きてることって素晴らしい!と何故か感動させてくれる、観れば元気になること請け合いの一本です。

まずは「頭空っぽにして」と申しましたものの、クストリッツァ作品ならでは(?)のセルビアの世相風刺にも触れないわけにはゆきませぬ。

NATO(=アメリカとして描かれている)の空爆で破壊され、今まさに復興、経済発展を至上命題に走っているセルビアの町。農村からお嫁さんを探しにやって来た少年が一目惚れする美少女は、資本主義の名の下に一発儲けようと企むマフィアに身売りされそうになります。ストリップバーで売春を強要されそうになるんです。事前にその危険を察知した少年が少女の家を訪れた時、テレビで偶然放映されている映画が『タクシードライバー』だったりするんですね~。しかも、ベトナム帰りで精神を病んだモヒカン頭のデ・ニーロが、腐りきった社会の悪を成敗すべく、売春宿を奇襲するシーン。セルビアの現状を憂うメッセージを込めていそうで、実は込めていなさそうな、そんな本気⇔遊び紙一重のクストリッツァ作品、やっぱり私は大好きです!

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ところで、マフィアのボスを演じたミキ・マノイロヴィッチという俳優さん。『パパは、出張中!』にはじまり、『アンダーグラウンド』『黒猫・白猫』とクストリッツァ作品の常連ですが、つくづくウマ面白い役者さんだな~と思います。

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コメント

クストリッツァの作品の中では、かなり一般受けし易そうな作りですよね。
ツァーネとヤスナを演じた2人も、可愛らしい感じだし。

資本主義批判のメッセージがありそうなんだけど、その反対に、無意味に飛び回る人間大砲とか、クルクル渦巻きでギャング撃退というナンセンスがうまくミックスされている辺りが楽しいですよね。
ミキ・マノイロヴィッチも相変わらずの怪演でしたね!

ヤスナを演じた彼女は、小作りなリヴ・タイラーっぽくって可愛いですよね。あのツルツル凸凹兄弟もいいキャラでしたし。

それにしても、「ライフ・イズ・ミラクル」といい今作といい、あの動物達はどうやって芝居つけてるんですかね??

おっしゃるとおり、観てみれば一般受けしそうって思える作品。それで、宣伝の方も昨今の「婚活」ブームに便乗しようとして中途半端になっちゃった気もするのですが・・・。入ってなさそうで残念です。

バカバカしくて品がなくてよかったね~。清潔感ゼロなとこもよかったし。ってこれ褒めてないか(笑)
HAPPY ENDって最後に出る映画、久し振りに見たかも。

もう人間の欲望丸出し、って感じですよね。なのに○丸切っちゃったり。

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