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2009年4月 5日 (日)

『麦の穂をゆらす風』

~偉大なる島国~

私は右翼じゃありません。ので、サブタイトルも日本のことではありません。(もちろん日本は素敵です)

2006年のカンヌでパルムドールを受賞した『麦の穂をゆらす風』をDVD鑑賞。詳しくあらすじを紹介すると複雑かつ長文になること必至なので、興味のある方は公式サイトをご覧下さい。

第一次世界大戦が終わり、数年がたったアイルランド南部。英国から送り込まれた治安警察補助部隊“ブラック・アンド・タンズ”の凶悪な弾圧・暴行に反撃するアイルランド義勇軍(のちにアイルランド共和軍IRAとなる)のメンバーとなった兄弟の悲劇を描いています。

700年間英国の支配に堪え忍んだ小国の苦渋。いやー、やるせないんですよ、観ていると。どうしてこの人々がこんなツライ目に遭わなくてはいけないのぉ?と、悔し涙がながれますsweat02うちのアイリッシュ友はなんかちょっとシニカルで、変テコな具合に肝っ玉が大きいんですが、その特徴もかなり納得。おまけに土壌にも恵まれないから農耕にも向かず、ここの食事はジャガイモが主役。「イモがあれば大丈夫っしょ」とサバイバル能力もとても高そうな人々なのです。

世界中には、もっと住みよい土地を求めて海の向こうへと漕ぎ出したアイルランド移民の子孫達が無数に活躍しています。(ちなみに、本国のアイルランド人より、海外に暮らすアイルランド人の方が多いらしいし・・・)“アイルランド系アメリカ人”とかで検索かけてみると、その錚々たるメンメンに驚きますよ。

幸か不幸か、日本は小国ながら内的にも外的にも環境要因に恵まれ、海外に新天地を求める必要はありませんでした(とち狂った時期があったものの)。どっちがグローバルか?ってったら、「もう聞かんといたって下さい」って感じですが、まあ、同じ島国でも違うものです。

アイルランド関連でもう1作。興味のある方はロバート・J・フラハティという人が撮った1934年の作品『Man of Aran』を観てみてください。アイルランドの西にあるオール石灰質の岩でできた小さな小さな島・アラン(漁師さん御用達アランセーター発祥の地!)。厳しい、もうほんっとに厳しい環境下で逞しく生きる人々の生活を、ドキュメンタリー風に仕立てた力作です。もちろんモノクロ、ナレーションは一切無し。しかし、映像がすごいです。中国でも観れますよ、たぶん。私は北京でDVD買いましたから。

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主演のキリアン・マーフィーさん。はじめ寄りで観たとき「えっ、主役この人?」って思います。だって、悪そうなんだもん。顔。→その後、『バットマン・ビギンズ』で敵役、そのほかテロリスト役等をやってキャリアアップされてると聞き、「そう思ったのは私だけじゃなかったんだ」とちょっと安心した。

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