2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 『美しい人』 | トップページ | 子ども扱い »

2009年3月24日 (火)

『ボンボン』

~女ムツゴロウへの誘い~

シネカノン有楽町一丁目にて、4月3日まで過去に同劇場でかかった映画のベストセレクションが再上映されています。んで、犬好きの私と実妹ゴンゴン(人間です)は、アルゼンチンのワンちゃん映画『ボンボン』を仲良く鑑賞することに。

まじめ一徹、20年間働いていたガソリンスタンドをクビにされ、娘の家に居候するちょっと情けない表情のオジサンが主人公。ある時、路上で故障していた車を修理してあげたお礼に、いかついツラがまえの大きな犬をもらいます。

どうやらチャンピオン犬の立派な血筋で、ちゃんと血統書も付いている由緒正しきワンちゃんなんですが、社会の底辺で細々と暮らしてきたオジサンに、そんな価値は分かりません。ええっオイラお金無いのに、犬なんて養えねえsweat01・・・と思いつつ、言われるままにデカイ犬を連れて帰っちゃうオジサン。素敵です。もちろん娘は激怒。仕方ないべ、返しに行こう。トラックにボンボンを載せて家を出ます。ひとりと一匹の旅の始まり。それからそれから、道中わけあって出会った犬好きに「ドッグショーに出すべき」と勧められ、またまた言われるがままドッグトレーナーに会いに行っちゃうんですね~。

コワモテのボンボンといつも困った顔のオジサンは、静かに、しずか~に心を通わせていきます。なかなかシュールです。トレーニングの末、地方のドッグショーに出場したボンボンは立派に入賞。“種付け”の予約も入り、ブリーザーとして一発あてられるかも?!オジサンも舞い上がりますが、ボンボンにはアチラの方に若干モンダイが・・・。そして、物語は「え!ここ感動するとこ?!」ってシーンで衝撃(?)のクライマックスを迎えます。

あらすじ説明が長くなっちゃいましたが。このボンボンは、ドゴ・アルゼンティーノというアルゼンチン原産の猟犬だそう。強暴だけど主人には忠実、なんだって。道を極めた顔してるもんね。もう、肉付きといい、後姿といい、抱え込んでぐわ~っとなでなでしたい。可愛いheart01こんなクラブもあるらしい⇒http://www.geocities.jp/dogojapan/gallery_top.html けっこうドウモウなのねcoldsweats01

「ボンボン」なんて可愛いタイトルついてるし、動物モノってぇとどうもファミリー向けかしら?と思いますが、この作品、なかなかの社会派だと思います。アルゼンチンといえば、南米でも比較的豊かなイメージがありますが、実は失業率20%、国民の4割が貧困層というかなり逼迫した経済情勢に悩んでいるらしい。なので、映画でもリストラされたオジサンの心労をたっぷり感じさせる場面が登場するし、裕福な家庭で“ブラウニー”を勧められるも、どの菓子だか分からない・・・なんていう切ないシーンも描かれます。せめて少しの収入でもあれば・・・それがオジサンの一番の願い。そんな時に現れたボンボンは、オジサンを幸福へと導いてくれる(かもしれない)希望の天使(←顔は極道)なのです。犬好きの方は、レンタルDVDでも是非!

ボンボン [DVD] ボンボン [DVD]

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2007/10/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ちなみにオジサンを演じた役者さん、終始困った瞳で、でも大らかなえぇ味出してんな~っと感心してたら、ほんとにガソリンスタンドで20年働いていた素人さんですって。

« 『美しい人』 | トップページ | 子ども扱い »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『美しい人』 | トップページ | 子ども扱い »