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2009年3月 8日 (日)

『シェルタリング・スカイ』

~なぜアナタを放っておいたのか~

10年くらい前から観たい、観たいと思っていたのに。先週DVD屋でなにげに再会するまで、この映画の存在を忘れていた(←ホントに観たかったのかって?)。ベルナルド・ベルトルッチ監督の『シェルタリング・スカイ』。好み!これすごい好み!!

北アフリカを舞台にした米作家ポール・ボウルスの原作を、イタリア人のベルトルッチ監督が撮り上げた男女のドラマ。ワタクシまだまだ若輩なので、この作品の哲学的な部分、男と女の何たるかといった部分を味わい尽くせる境地には達しておりませんが、じわわ~っと大脳辺縁系に染みわたるような香りのする一作。

NYに暮らす作曲家の夫と劇作家の妻。お互いへの失った情熱を取り戻すため、北アフリカを旅しにやってくる。どういう神経なのかこの二人、妻に思いを寄せるリッチな若い男を“回春剤”として(多分ね)同行させている。時代は戦後間もなくの1947年。米国人にとってアフリカが快適な土地であったはずもなく。夫婦は何かに吸い寄せられるよう奥地へ、奥地へと入って行き、過酷な体験をすることになります。

ストーリーもさることながら、映像美(砂漠・月・ラクダ。嗚呼、クールファイブ!←東京砂漠)と音楽が絶品。音楽は『ラストエンペラー』に続きベルトルッチ作品参戦の坂本龍一が担当し、ゴールデン・グローブ賞を受けています。もうさ、高校時代、「ラストエンペラー」と「リトル・ブッダ」のサントラをBGMに仕度して(他にベートーベンと「シンドラーのリスト」サントラをヘビロテ)、テンション上げてから登校していたオイラとしては、垂涎モノでございますよ。

語り部(?)として原作者が出演しているのも面白い。けど、米国人監督では、この繊細さ、虚無感を帯びた雄大さ、エロさは出なかったと思う。こんなオイラの説明で興味を持てた方はハマれるかも。是非。

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