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2009年3月

2009年3月29日 (日)

子ども扱い

ここ2日ほど、頭から離れない疑問があります。

関西ではよく、食べ物を「さん」付けで呼びますよね。お揚げさん、お豆さん、おかいさん(訳:おかゆ)、お芋さん等々。でも、飴は「飴ちゃん」なんですね。なんで飴だけ「ちゃん」付けなんでしょうか?子どもの食べ物ってことですか?でも、世間では(っていうか私のイメージでは)飴の所在地って“おばちゃんのカバンの中(しかもバラか袋入り)”じゃあないでしょうか?

・・・まあ、どーでもいい話ですけど。

2009年3月24日 (火)

『ボンボン』

~女ムツゴロウへの誘い~

シネカノン有楽町一丁目にて、4月3日まで過去に同劇場でかかった映画のベストセレクションが再上映されています。んで、犬好きの私と実妹ゴンゴン(人間です)は、アルゼンチンのワンちゃん映画『ボンボン』を仲良く鑑賞することに。

まじめ一徹、20年間働いていたガソリンスタンドをクビにされ、娘の家に居候するちょっと情けない表情のオジサンが主人公。ある時、路上で故障していた車を修理してあげたお礼に、いかついツラがまえの大きな犬をもらいます。

どうやらチャンピオン犬の立派な血筋で、ちゃんと血統書も付いている由緒正しきワンちゃんなんですが、社会の底辺で細々と暮らしてきたオジサンに、そんな価値は分かりません。ええっオイラお金無いのに、犬なんて養えねえsweat01・・・と思いつつ、言われるままにデカイ犬を連れて帰っちゃうオジサン。素敵です。もちろん娘は激怒。仕方ないべ、返しに行こう。トラックにボンボンを載せて家を出ます。ひとりと一匹の旅の始まり。それからそれから、道中わけあって出会った犬好きに「ドッグショーに出すべき」と勧められ、またまた言われるがままドッグトレーナーに会いに行っちゃうんですね~。

コワモテのボンボンといつも困った顔のオジサンは、静かに、しずか~に心を通わせていきます。なかなかシュールです。トレーニングの末、地方のドッグショーに出場したボンボンは立派に入賞。“種付け”の予約も入り、ブリーザーとして一発あてられるかも?!オジサンも舞い上がりますが、ボンボンにはアチラの方に若干モンダイが・・・。そして、物語は「え!ここ感動するとこ?!」ってシーンで衝撃(?)のクライマックスを迎えます。

あらすじ説明が長くなっちゃいましたが。このボンボンは、ドゴ・アルゼンティーノというアルゼンチン原産の猟犬だそう。強暴だけど主人には忠実、なんだって。道を極めた顔してるもんね。もう、肉付きといい、後姿といい、抱え込んでぐわ~っとなでなでしたい。可愛いheart01こんなクラブもあるらしい⇒http://www.geocities.jp/dogojapan/gallery_top.html けっこうドウモウなのねcoldsweats01

「ボンボン」なんて可愛いタイトルついてるし、動物モノってぇとどうもファミリー向けかしら?と思いますが、この作品、なかなかの社会派だと思います。アルゼンチンといえば、南米でも比較的豊かなイメージがありますが、実は失業率20%、国民の4割が貧困層というかなり逼迫した経済情勢に悩んでいるらしい。なので、映画でもリストラされたオジサンの心労をたっぷり感じさせる場面が登場するし、裕福な家庭で“ブラウニー”を勧められるも、どの菓子だか分からない・・・なんていう切ないシーンも描かれます。せめて少しの収入でもあれば・・・それがオジサンの一番の願い。そんな時に現れたボンボンは、オジサンを幸福へと導いてくれる(かもしれない)希望の天使(←顔は極道)なのです。犬好きの方は、レンタルDVDでも是非!

ボンボン [DVD] ボンボン [DVD]

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
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ちなみにオジサンを演じた役者さん、終始困った瞳で、でも大らかなえぇ味出してんな~っと感心してたら、ほんとにガソリンスタンドで20年働いていた素人さんですって。

2009年3月21日 (土)

『美しい人』

~要確認案件~

かつて我がアイルランド人友は言った-「お洒落といえばロンドンっ子さ。フランスなんてみんなダサくて女の子なんてブスばっかり」。お前が言うな!とその時は心の中でツッコミを入れたものですが、いよいよ自分の目で確認しに行かねばと思うようになりました。

今月12日~15日に開かれていた「フランス映画祭2009」。がんばってチャレンジしたオールナイト上映3本立てにて、夢うつつに見た3本目『美しい人』は色んな意味で衝撃的でした。

転校生の美少女をめぐり、イタリア語教師と同級生BFが織り成す三角関係(おいおい、パリの高校ってこんなに風紀乱れてんの?)。

ヒロイン=美しい人(レア・セイドゥ。タランティーノの次回作に出演予定)は、“美女の原石オーラ”がビシビシ出ているのでよしとして、その友人たちがみなタイヘンです。着ているもの、ヘアースタイル、顔(失礼)-どこをとってもキ○イ。わざとなのか個性なのか。設定が高校生だったからなのか。これから社会に出て、お金を稼いで、自分を磨いてどんどんステキになっていくのよ!と、勝手に納得はしましたが、なんか全体的にグシャグシャっとしていてモッサリした印象なんですよね・・・。芸術の都パリ。近い将来チェックしに行こう、と決心しました。I_film02

映画祭HPより

2009年3月 8日 (日)

『シェルタリング・スカイ』

~なぜアナタを放っておいたのか~

10年くらい前から観たい、観たいと思っていたのに。先週DVD屋でなにげに再会するまで、この映画の存在を忘れていた(←ホントに観たかったのかって?)。ベルナルド・ベルトルッチ監督の『シェルタリング・スカイ』。好み!これすごい好み!!

北アフリカを舞台にした米作家ポール・ボウルスの原作を、イタリア人のベルトルッチ監督が撮り上げた男女のドラマ。ワタクシまだまだ若輩なので、この作品の哲学的な部分、男と女の何たるかといった部分を味わい尽くせる境地には達しておりませんが、じわわ~っと大脳辺縁系に染みわたるような香りのする一作。

NYに暮らす作曲家の夫と劇作家の妻。お互いへの失った情熱を取り戻すため、北アフリカを旅しにやってくる。どういう神経なのかこの二人、妻に思いを寄せるリッチな若い男を“回春剤”として(多分ね)同行させている。時代は戦後間もなくの1947年。米国人にとってアフリカが快適な土地であったはずもなく。夫婦は何かに吸い寄せられるよう奥地へ、奥地へと入って行き、過酷な体験をすることになります。

ストーリーもさることながら、映像美(砂漠・月・ラクダ。嗚呼、クールファイブ!←東京砂漠)と音楽が絶品。音楽は『ラストエンペラー』に続きベルトルッチ作品参戦の坂本龍一が担当し、ゴールデン・グローブ賞を受けています。もうさ、高校時代、「ラストエンペラー」と「リトル・ブッダ」のサントラをBGMに仕度して(他にベートーベンと「シンドラーのリスト」サントラをヘビロテ)、テンション上げてから登校していたオイラとしては、垂涎モノでございますよ。

語り部(?)として原作者が出演しているのも面白い。けど、米国人監督では、この繊細さ、虚無感を帯びた雄大さ、エロさは出なかったと思う。こんなオイラの説明で興味を持てた方はハマれるかも。是非。

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2009年3月 6日 (金)

『ウォーロード/男たちの誓い』

~投名状~

日本では『ウォーロード/男たちの誓い』というタイトルでG.W.明けに公開されるようですね。「君さえいれば」「ラブソング」(わたくし一番のお気に入りは「月夜の願い」(93年)です)などのラブストーリーで名を馳せたピーター・チャン監督によるアクション大作。大ヒットしたとは聞いていたので、中国出張の時にDVDを何気に買ってありました。そしてそのまま3カ月放置・・・。

ジェット・リー、アンディ・ラウという主演スター2人にあまり興味がないのと、最近中華圏で続く同様の歴史アクション映画に「ピーター・チャンよ、お前もか」という気持ちもありましたもんですから、期待せずに先日やっと再生する気になったのですが、・・・おもしろい。「レッド・クリフ」や「戦場のレクイエム」より血腥さでは数段ウエをいってしまってるんですけども。さすがピーター・チャン。登場人物の感情が絡まり合っていく様の、見せ方が巧みなんですよね。上手くいえませんが。香港の映画賞総ナメも納得です。

この作品の舞台は清朝末期。太平天国の乱の時代に本当にあった話をベースにしているそう。(1973年にティ・ロン主演で撮られた香港映画「刺馬」のリメイクです)なので、ジェット・リーや金城武の剃髪姿が拝めます。←嬉しくない?

これまで、どこか俗世から離れた“戦う僧侶系”のイメージが強かったジェット・リーが(まあ、そもそも少林寺の小坊主さんですからね)、今回はダーティーで良いんです。野心と痴情の果てに、義兄弟の契りを結んだアンディと金城武にあんなコトやこんなコトまでやってしまって、憎たらしいこと!ただ、ストーリーの大事なエレメントに深みを持たせるため欠かせなかった(はずの)ジェット・リーの濡れ場が、中国公開版ではカットされていたことが残念です。←確かに、あんまり見たくはないかも・・・

Photo 興行的には大成功だった同作ですが、監督は「市場のニーズに合わせて仕方なく」撮ったと言ってるようです。そういえば、「女帝 エンペラー」を作った時に、フォン・シャオガン監督も同様のコメントをしてましたね。これからは、やはり自分の撮りたいジャンルに戻るそうなので、嬉しいような、(中国映画界の現状を察すると)哀しいような・・・。

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