~ある意味、人生の一本?~
ほんとは『チェ』よりも前に観てましたが、なんだか隣家の暗~い秘密をのぞき見してしまったような陰鬱さゆえ、ご報告していなかった『レボリューショナリーロード/燃え尽きるまで』。近ごろ、“一人で人生を完走するには幾らの蓄え
が必要か”を本気で考え出したのは、ひょっとしてコイツのせいかも・・・と思い始めたので、記憶をほじくり返して登場させることにした。
巷では「L・ディカプリオとK・ウィンスレットの“タイタニックコンビ”11年ぶりの共演!」って謳い文句で売られましたが、ストーリーはあんなピュアピュアなラブストーリーではありません。
1950年代のアメリカを舞台に、それぞれ夢と希望を持って結婚した若い男女のはなし。「生きてる!」って実感できる“やりがいある仕事”をしたいと思っている夫と、才能がないと分かっていながら、女優になる夢が捨てられない妻。子どもにも恵まれ、郊外に可愛いマイホームも買った。でも、気がつけば夫はつまらない会社の死ぬほどつまらない仕事(と、本人は思っている)に追われ、妻は平凡な専業主婦になっていた。
「退屈な日々を死んだように過ごしている(と、これまた本人らは思っている)ご近所さんと自分たちは違う」。何の疑いも無くそう思っていたのに、気がついたら同じレールに乗っている・・・。その現実を直視した時の絶望感たるや、あなた!(←誰?)映画は後半、主演2人のキリキリ神経が痛むような丁々発止の演技合戦(=夫婦喧嘩だ!)で、「え?!ええ~っ!」なラストへ。
ふ~(汗)。思い出すだけで疲れた
。おいらの婚期も、これで150年ぐらい後ろへ延びたな。
けど、立場は違えど、誰しもこれに近い感情を抱いた覚えはあるんじゃないかなあ~。そう思える話でした。既婚者でなくても、別のアングルからみて共感できるシーンがたくさん。
まあ、書かなかったのは「あんたディカプリオのファンやろ!」と思われるのがイヤだった、って理由もあるのですが。(最近続いてるし・・・)ここ1年ぐらいで観た映画の中では最も疲労困憊した作品。4時間半のゲバラの生涯観るよりシンドイです。←お尻より心が痛い感じ。
もっと気楽に「おひとり様の覚悟」を決めたい人には、ハンガリー映画『反恋愛主義』がお薦め。本国で大ヒットしたという同作の宣伝コピーは「ハンガリー版セックス・アンド・ザ・シティー」。実際観た感想は、コピーそのまんまなので(略)。
ただ、本家本元では主人公の職業が“セックス・コラムニスト”でしたが、こちらは“演劇の脚本家”である点が興味深い。キャリア女性の職業にも、東欧の文化的香り漂うのはハンガリーならでは。
多分もう上映終了しているので、DVDリリースを待ってどうぞ。
・・・・・長いな、今日のブログ。失敗。。
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