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2008年11月15日 (土)

ちょうわるおやじ

このところ家では寝るだけの毎日で、一日の大半を職場と通勤電車の中で過ごしていました。終電に乗り込み、向かいに座っていたジャンボな壮年サラリーマンが、無呼吸症候群でヒイヒイ言いながら居眠りしている姿を見て、無性に切なくなったのであります。なんで皆こんなに疲れた顔をしているのでしょうか・・・。日本の電車の雰囲気って異様やで、ほんま。

で、無理やりですけど、疲れ知らずのおじさんの映画のお話を。

先月の東京国際映画祭で、個人的に一番ヒットだったのが仏映画の「パブリック・エナミー・ナンバー1」。Part1&2の2本立て上映で、休憩を挟んで4時間強という長丁場でしたが、まったく中だるみのない面白さ。強盗、殺人、誘拐を繰り返し、2度の脱獄までやってのけた有名な凶悪犯罪者ジャック・メスリーヌ(=疲れ知らずのおじさんで賞)の生涯を描いた作品で、本国でもPart2の方は来年公開だそう。それを一挙に見られただけでお得感満載です。

この映画で、メスリーヌが何度目かの服役中に、長いこと会ってなかった娘(悪事を働きながら世界中飛び回っていたため・・・)と面会するシーンが印象に残りまして。大きくなった娘を前に、嬉しさと後ろめたさがごちゃ混ぜになった表情で、「美人だな」って言いながらウインクするんですが、「あ、お国柄やな~」とその後いろいろ考えたのです。

恐らく主演のヴァンサン・カッセルのアドリブかなにかで、ごく自然な演技だったのでしょうけど、日本のお父さんが年頃の娘に同じことしたら「おやじ、キモッ」って嫌われて終わりですよ。ちょいわるおやじオーラ満開のヴァンサン・カッセル(ここでは「超」悪い親父ですが)がやるから様になるのかもしれませんが、父親が成長した娘を自然に女として見て尊重する、って日本人にはできない芸当ではございませんか?

電車の中で、薄ら笑いを浮かべながらマンガやグラビアページに没頭する成人男性を眺めつつ、「ここは幼女か若い女しか歓迎されない社会なのだ」と、ひっそり拳を握り締め、これからの人生ひとり逞しく生きていく覚悟を決める今日この頃であります。

Photo1667771

2008年 フランス
よきテンションの映画でした。

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