フォン・シャオガンin東京国際映画祭
第21回東京国際映画祭にて、特別招待作品として上映されたフォン・シャオガン監督の「戦場のレクイエム」(原題:集結号)を観てきました。
国共内戦を背景に、全滅した部隊で一人生き残った指揮官が、失踪扱いにされた部下たちの栄誉を取り戻すという、実話を基にしたストーリー。
中国ではフォン・シャオガン=正月映画というイメージですが、同作も昨年末に本国で公開されて大ヒットしました。また、「女帝〔エンペラー〕」(この邦題すごい違和感。原題「夜宴」の方がええ)を除き、すべてコメディーを撮ってきた監督としては、もちろん初の戦争映画です。舞台挨拶で本人が言ってましたが、ジェンル問わず彼の作品は必ずヒットするという、もうある意味立派な“ブランド”ができてるんですね。っつーか、そこ自分で言っちゃうとこがステキです。
韓国映画「ブラザーフッド」のスタッフが参加したというだけあって、戦闘シーンが非常にリアル。こんな作品も撮れるのかと、フォン・シャオガンのストライクゾーンの広さに感心してしまい、結構エグい映像ながらかぶりついて見ちゃいました。内戦後となるストーリー後半は、急にテンションが変り“ひと昔前のお涙頂戴(中国)国産テレビ映画”みたくなっちゃうのは残念ですが、ところ変れば感動のツボも違うってことで、まあ・・・。けど、随所にコメディーが得意な監督らしい掛け合いが出てきて、ニヤッとさせられます。
中国映画の大ヒット作にしては珍しく、大スターが出てない同作。監督は「我就是明星(俺がスターだ)」って豪語してましたが、実はいま最も人気があると言われる若手注目株が出演しています。
ジャーン!
えっ、芸能人・・・?
右の彼ですからね、右の!(ちなみに左はドラマ「大地の子」で上川隆也演じる陸一心の奥さんを演った蒋文麗さん)
最近すっごい露出している人気者らしいです。王宝強さんといって、やはりフォン・シャオガン監督の「イノセント・ワールド-天下無賊-」で注目された俳優さん。雰囲気から察しがつきますが、農村出身の苦労人で、エキストラの応募で並んでいたところを見出されたらしいです。そう、彼の売りはズバリ素朴な農民キャラ。しっかし中国で財を成した農村出身者が“エゲツナイこと”に変貌するのを見聞きしてきたので、彼の笑顔のウラに黒いモノが潜んでいないことを願うばかり・・・。
ちなみに四川大地震では彼、「(貧困の辛さが分かる農村出身のくせに)募金額が少ないぞ!」とバッシングを受けたらしい。下世話ですね。えーじゃないか!お金のありがたみを知ってるんやから、そんな太っ腹には放出できへんがな、ジャッキー・チェンじゃあるまいし・・・。
それにしても中国って、日本の人気タレントレベルなら街中にウヨウヨいる美女の宝庫。テレビドラマでも主役からエキストラまで見目美しい女優が揃っていたりするのですが、俳優となると、それはそれはフツーの外見の男性が多いんですね。
中国在住の友人A子嬢によると、いま一番ホットなのは彼だそうだ。↓
ワーオ!
嫌いじゃないけど。
佟大為さんっていって、テレビドラマで人気沸騰!私は07年6月まで中国におりましたが、既にかなり人気者でした。(※コーション!:位置づけとしてはアイドル的扱いですから)
中国って懐が深いよなあ・・・。雑誌で「注目のイケメン特集」がうけ、ルックスだけの若者が主役を張れる日本が薄っぺらく思えてきた。
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