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2008年4月

2008年4月 8日 (火)

『そして、ひと粒のひかり』

ごんたさん(=妹)がDVDを借りてきたので、何気なくみたら良かった~。

南米コロンビアといえば、犯罪発生率の高さや麻薬栽培といった非常によろしくないイメージが強い国。主人公はそこで、別段好きでもない男の子どもを妊娠し、花農園の仕事も上司と折があわずに辞めてしまい、かといって家の経済状況は大変厳しく、ふつふつ、イライラしている17歳の女の子です。彼女の反面教師は、同居しているシングルマザーの姉。姉から稼げなくなったことを責められたこともあって、軽い気持ちで麻薬の運び屋を引き受けてしまうんです。

テーマはとっても重いです。しかも、麻薬をゴム袋に詰めて飲むシーンや、目的地のニューヨークへ向かう機内で体の不快感に耐え苦しむ様子、飲んだ麻薬をすべて排泄できずに悲惨な目に遭う仲間の様子、等々、かなりリアルに描かれます。

ばらしてしまうと、最後に主人公は新しい生命の尊さに目覚め、米国にとどまって出産する道を選ぶ(推測)のですが、そのあたりの描写が非常にすがすがしいです。冷静に考えれば、故郷を捨てることであり、そもそも危険なルートを使ってやってきたのだから、そう簡単に事が運ぶとは思えません。が、しかし、人間どこからでもやり直せるんだ(反対にいつ何のきっかけで転落するか分からない)と元気が湧いてきます。

ニューヨークにはバラ色の未来が待っている、っていう印象をやたら与える点はちょっとひっかかりますが、確かに、あの街からは色んな国から希望を抱いてやって来た人々が頑張っているというエネルギーが感じられますよね。

そして、ひと粒のひかり

映画関連でもうひとつ。

チャン・イーモウの『~黄金甲』がもうじき公開です。邦題は『王妃の紋章』sweat02セールス・ポイントとしてコン・リーをメインに打ち出しているのでしょうね。日本だと周傑倫の知名度はもうひとつだし。それにしても、もうちょっと何とかならなかったのでしょうか、邦題・・・。

そういえば、ほしのあきさんが例の爆乳コスチュームを着て、PRに一役買っておられました。 中国では公開当時、豊胸下着や豊胸手術に関心を持つ女子が増えたらしく、医療関係者が「あの衣装は内臓を締め付けるから良くない」って大真面目にコメントしてた記憶があります。

2008年4月 6日 (日)

壁の色が気になった映画

また随分前の話ですが、ルーマニア映画『4ヵ月、3週と2日』を見ました。

中絶手術が違法だった1980年代のルーマニアで、妊娠したルームメイトを助けようと奔走する女子大生が主人公。この妊娠した友達っていうのが、あまりにも甘ったれた無責任な女子なので、なぜ避妊しなかったんだい、と感想をまとめてしまうと話が終わってしまいますが、別のところで気になることがありました。

主人公が暮らす大学の女子寮が、中国の学生寮の感じと非常に近い。廊下の片側にいくつも部屋のドアが並び、もう片側には共同の洗面所やシャワー室(仕切りのみ、ドアなし)がある。壁は、下の方がくすんだ薄いソラマメみたいな色で、上部分は白い。まさに中国でお馴染みの配色です。昨年見たロシア映画『この道は母へとつづく』の孤児院もこの色でした。社会主義国において、このソラマメ×白には、何か意味があるのでしょうか?

この道は母へとつづく (ランダムハウス講談社 ロ 2-1)

ちなみに、当時ルーマニアが中絶を禁止していたのは、宗教的な理由ではなく、富国政策の一環として、人口増大を目標としていたからだそうです。

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