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2008年1月24日 (木)

「○○人的」エッセンス

ちょっと前に日比谷で『その名にちなんで』という映画をみました。ニューヨークに移住したインド人夫婦と、そこで生まれた彼らの子どもたちの話が、息子につけた名前の由来を軸に語られます。

その名前というのは、列車事故に遭った父親の命を偶然救い、アメリカにわたるきっかけをくれる本を書いた作家の名。父の熱い思いが込められているわけです。けれど、NY生まれNY育ちの息子は、その変わり者だと評判だった作家と同じ名前が気に入らない。父から理由を聞いても響かない。ニューヨーカーの恋人ができてからは、インド人社会を出ようとしない両親を、うっとうしくすら思うようになる。しかし、父親が急死。それによって息子はアイデンティティに目覚めたかのように様子を変化させるのですが・・・。と、このようなお話。

2時間半の作品ですが、長く感じます。褒め言葉です。2世代分のエピソードがぎゅっと凝縮されていて、ホンマようできとります。

詳しくないのですが、ことベンガル系のインド人というのは、渡米しても単身で、妻子を国に残していくケースが多いといいます。海外に永住する気はないのでしょうね。映画ではその点異なりますが、それだけ帰属意識が強い人々だと言えるのかもしれません。

劇中、インド人、というよりアメリカで暮らすベンガル人コミュニティについて触れています。アメリカやっちゅうのに、「結婚相手はベンガル人であるべし」という“掟”みたいなものがあるんですね。海外でコミュニティを形成してしまう気持ち、経験者ならよ~く分かるでしょう。「わてら陽気な○○人」ってなもんです。自分のルーツが大切に思えて仕方ない。(映画の子どもたちは米国人として育ち、両親とは違う国の人になっちゃったことから葛藤が生まれたのかもしれません)

海外生活といえば、『スパニッシュ・アパートメント』という映画もそれなりにおすすめ。留学初期のドキドキ感が懐かしい。己の実体験を激しく脚色して浸るもよし、いけてないのに何故かモテモテの主人公に突っ込みをいれるもよし。『アメリ』でブレークする前のオドレイ・トトゥが可愛いです。ところで、この映画にやたら「○○人って△△だよな~」と定義づけしたがるイギリス人青年が登場して猛烈に嫌われていました。ルーツは大事でも育つ環境で人それぞれに・・・。我々もやりがちです。気いつけましょ。

ちなみにパート2(『ロシアン・ドールズ』)あります。

スパニッシュ・アパートメント スパニッシュ・アパートメント

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/03/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2 ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2006/11/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

Ciao!!
早起きだったのね、知りませんでした。
無精者だったとも知りませんでした。
このブログを見ていくと、きっと少しずつ色んなことが分かって行くんでしょうね。楽しみにしてるので、続けてね。

わ~い、初コメントだ~(喜)!
そうなんです、無精者なので更新おそいと思いますが、ネタを仕込んでボチボチやるので、またのぞきに来て下さいね!

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